『BANANA FISH』マンガ版とアニメ版での表現の違い
前回の続きで、アマゾンプライムのおかげで何とか
アニメ版の内容に追い付いた私だが、
第9話「ワルツは私と」の回がツラくてツラくてたまらなかった…。
ショーターのあまりにもむごい結末は、アニメでは見たくなかった…。
リアル過ぎて脳裏に焼き付いてしまう。
あの回だけはオブラートに包まれたくらいのマンガ版の方が何とか耐えられる。
ショーターの苦しみはもちろんだが、
アッシュの激しい苦悩と絶望がダイレクトに伝わってきて、
「こんなにしんどいシーンだっけ?」と息が詰まりそうになった…。
でもあの回からアッシュの本気の反撃が始まったのではないだろうか。
最初の頃のアッシュは、「そのくらいで見逃してやれ」とか、
「見境なく人を殺しやがって」的な発言が時々あったりして、
まだ人間味が感じられるキャラクターだった。
でも9話以降のアッシュは、自らが見境なく人を殺す人間になってしまった。
アニメ版で銃やマシンガンをぶっ放すアッシュは絵ヅラ的にはかっこいいが、
確かに「そこまで殺す必要あるかい?」とはよく思った。
マンガ版だったらあそこまでひどくはなかったのだが…。
吉田秋生先生のインタビューか何かを読んだら、
最終回のアッシュの死について、「アッシュがしてきたことは
自らの死をもってしかあがなえない」的な発言があった。
つまり因果応報、自業自得、身から出た錆というわけだ。
原作者がそういうお考えなら、最終回のあの終わり方も致し方ない…。
とはいえ今でもやり切れない思いでいっぱいだが( ノД`)シクシク…
アニメ版の方が戦闘シーンに重きを置いている気がする。
アニメならではの躍動感や臨場感を考えればもっともだろう。
24話の最終回でも血沸き肉躍るシーンが随所にあった。
(ブランカもめっちゃカッコよかった…)
アッシュのしてきたこと(見境なく人を殺す)への因果応報的な見方が
最終回で一層際立つのもアニメ版の方かもしれない。
でもファンとしてはあそこまで残酷なアッシュの姿はできれば避けたかった。
アッシュはマンガ版ではあんなに殺してないですよ~~~ぅ!
さぁ、今日もそろそろ夕食の支度をしなくては…。
今日のメニューはホットプレート焼肉だ。
ホットプレートは1回出したら3回は使うことにしている。
(一昨日/お好み焼き、昨日/ホットプレート鍋、今日/焼肉)
年末年始はいつもにも増して家事をしたくなくなるので、
各自が料理に参加するセルフメニューでお茶を濁す我が家…。
続く